バンタン渋谷美容学院大学部 名誉学院長 MEGUMIさんによる初回授業!「自分のやりたいことを形にしていくために大切な3つのこと」とは?

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2024年4月、バンタン渋谷美容学院大学部が開校しました!

4年間で、美容業界のプロフェッショナル人に学び大学卒業資格を取得できる、

バンタングループ初となる大学部です。

今回は、約50名の新入生に向けて行われたバンタン渋谷美容学院大学部 名誉学院長MEGUMIさんによる

初回授業をレポート!

<4年間で美容専門スキル&大学卒資格を取得し、夢をかなえる!>

まずは、バンタン 第一事業本部 本部長 河毛健人さんよりご挨拶。

「ご入学おめでとうございます。業界で活躍していただくのに、大事にしていただきたいことが3つあります。

実践力、セルフブランディング力、人脈です。

バンタン渋谷美容学院大学部では、1年次はヘアメイク・エステ・ファッションなどを総合的に学び、

2年次・3年次で、専攻を2回選択できます。

4年次はSNSマーケティングなどビジネススキルを学んでいただきます。

たくさんの資格・検定も取得できますし企業様とのコラボレーションもします。

講師は、美容業界の現役のプロフェッショナルです。

そして、

MEGUMI様には夢の実現の仕方など、色々なことを教えていただこうと思っております」とメッセージ。

<名誉学院長 MEGUMIさんによるご挨拶>

「皆様、ご入学おめでとうございます。

新しい気持ちで、ワクワク、ちょっぴり不安な気持ちもあると思います。

名誉学院長という大きな役割を授かりましたので、役に立つようなお話をさせていただきたいなと思います。

私のプロフィールですが、芸能界で23年やってきました。

女優、タレント、最近では動画、CM、ドラマ、映画のプロデューサー業もしています。

美容が大好きで、去年、美容本を出したりもしました。

8年前からは石川県・金沢市で米粉を使ったグルテンフリーのパンケーキ屋さんを経営しています。

ライフワークとして被災地支援にも携わっております。

今、大変な時代です。激動の時代で、自分をPRしないと薄まっていくような、価値観も変わる昨今です。

そんな時代をサバイブして、自分のやりたいことを形にしていくのに大切な3つのことをお伝えしていきます」

<1.自分のやりたいことを明確にしていく>

「本当に、何がいちばんやりたいのか?濃度が濃ければ濃いほど現実になっていくんですね。

私は、年に1回、会社の事業計画書を書いています。1年後、2年後にどれくらいのお客さんが来るのか?

なぜ、それをやる必要があるかというと、

鮮明にすればするほど自分たちのやりたいことが明確になっていくんです。

ヘアメイクさんになりたいなら、海外の雑誌に出たい、有名な人をやりたいとか明確にすることがとても大事です。

お正月に、女優、母親として、女として、経営者としてプロデューサーとして達成したいことを書きます。

この考える時間がとても大事です。

自分に何度も何度も聞いていくと、

『自分の作品を作り海外に売り、二拠点でやりたい』ということが出てきます。

これは結構面倒くさい行為なんですけれども、これをしないと自分が何をしたいかわからないです。

私も大きな目標と、1年のスケジュールを書き、マネージャーさんに伝えます。

恥ずかしいんだけれど、伝えるのが大事です。

 

女の子の場合、体も心の変化もあります。

結婚したり母親になったり、ジェットコースターのように世の中での立ち位置も変わります。

そのときそのときで、『どういう仕事をしていきたのか』『どうしてそれをやりたいのか』

『自分の深いアイデンティティーがそこに含まれているか』『自分にしかできないこと』を考えて。

今の時代、全部が飽和しています。ないものがない。

どうやって、そこで自分の存在を輝かせるのかがとても大事です。

何が流行っていてどういうものをアウトプットすれば響くのかの前に、

自分が何を感じているかを考えると自分の深いキャラクター『アイデンティティー』が出てきます。

私は、たまたまNewsPicksに出演したとき『日本女性の自己肯定感は世界最下位』と知り、ビックリしました。

『どうせ私なんか』と思っている人がとても多く、気持ちもわかる。

そういう女性に同調して、元気にできるような存在になりたいと思い、

自分が作品を作るときは必ず女性を主人公にします。

自分は何者で、どういうことがしたいのか深掘りして。

ディテールが細かければ細かいほど、現実になっていきます」

<2. やりたいことをひたすら伝えていく>

「どいうことがやりたいか明確になる以上、誰かに伝えないと現実にはなっていきません。

自分が努力しただけでは実現しない。人がチャンスを運んでくださいます。

そして、いかにチャンスに乗れるか。InstagramやXで日本語と英語で書けば、世界中の人にリーチできます。

ガンガン言っていると誰かの耳に入ります。

私もいまだにプロデュースやりたい、海外の作品に出たいですと言っています。

是非、皆さんも恥ずかしがらずに言ってください」

<3. ビジネス的側面を考える>

「バンタンはビジネス面もサポートしてくれる、稀有な素晴らしいスクールだと思います。

技術を勉強していくことはもちろん大事ですが、どうやってお金にしていくか考えることが大事です。

稼がないと続けていけないし、やりたいことができません。

お金を稼ぐというのは、より多くの人を幸せにしたかが関わります。

例えば美容師さんなら、お客さんを可愛くして対価が生まれます。

上手くてクールな人よりも、まぁまぁ上手くてめちゃくちゃ素敵な人のほうが良かったりしませんか?

人間力も稼ぐためには必要です。また会いたいと思わせてくれる存在になる必要があります。

お金のこともオープンに話して。ちゃんと稼げるようになると、精神的な安定剤にもなります」

最後に……「自立したうえで恋人がいて、仕事を選ぶ、そんなマインドをもって。

自分を自分で幸せにしたうえで、人と関わることがこれからの時代とても大事なんじゃないかなと思います。

色んな話を1年かけてしていきたいと思います。

このスクールでいろんなことを勉強していただきたいと思います!」

<4.メンバーからの質疑応答!>

――― 将来、やりたいことがハッキリと決まらずに悩んでいます。今の職業に就きたいと思ったキッカケは?

「私はもともと歌手になりたかったんですよ。

でも挫折したんです。CDを出せましたが、ビックリするくらい売れませんでした。歌手は諦めました。

バラエティ・グラビアタレントをやりましたが、これがいちばんやりたいことかどうか?は自問自答でした。

でも一生懸命しました。27歳で妊娠し、自分と向き合う時間ができました。

『本当に好きだったものは何か?』を考え、「映画の格好いい画の中に自分がいたらどれだけいいか」と。

当時、グラビアと映画というカテゴリーには距離があり、

映画に出たいというのは申し訳ないと自分で自分をおさえていました。ですが、映画に出たい!と思ってからは、

表明しました。つい、時間を忘れてもやることがあるじゃないですか?自分にしかわからない

「時間をわすれる時間」を書き出してみて。

私は、もう少し早く女優さんになりたいと言っていればよかったなと感じます」

――― 目標設定をされたあとに、MEGUMIさんはどんな努力をされましたか?また、努力をするうえで大切にしていることは?

「いちばん最初にやりたいって出てきたのが『女優』だったんです。

それから何をしたかというと、お芝居の先生をつけました。

27歳で、台本の読み方、泣き方、発声など基礎のきからやりました。

あとは、作品を観て感想を書きました。

言語化は誰も見ていないけれど、携わることをやっていくとその世界に寄っていく感じがあります。

ただね、時間がかかりました。女優として仕事が続けて入るまで10年くらいかかりました」

――― 私は、自分の意見を言うことが苦手です。相手に伝えるのが苦手で、「否定されたらどうしよう」と思ってしまいます。

否定されるのが怖いという気持ちを、どうしたらなくせますか?

「とてもよくわかります。私も毎回否定されます。

まず子供を産んでお店を出したときも、『なんでお店を出すの?』『生き急いでいるよね』という声も。

近い人であればあるほど、心配だから言うんです。

私の中には、メンタルヒーローとして、イチロー選手や安藤忠雄さんが存在しています。

イチロー選手は『プロ野球になりたい』『メジャーリーグに行きたい』と言う度に否定をされました。

イチロー選手でも否定されていたのなら『まっ、いっか』と思います。

でも、ムカつくので絶対形にしてやろうというエネルギーに変えます。

何か言われても、ポジティブなガソリンに変換してください。

アクティブな女性に対して「強いね」みたいなものがつきまといますが、

そういうものだと思って、なるべく挫けないで。彼らは否定してくるけれど責任を取ってくれるのか?

というと食わしてはくれません。伝えるのが苦手なら、SNSで自分の作品を出すのもいいですよ!」

――― 仕事で嫌なことを言われたときに、どうやって乗り越えてきたのか教えていただきたいです。

「私が美容をやるのはキレイになりたいのもありますが、自分の心を癒す存在だなと思います。

会社や仕事で上手くいかないとき、運動はメチャクチャ良いです。

ジムにも行くし、5分でも10分でもエクササイズします。100辛いのが50くらいになり忘れます。

一人暮らしをすると自分しかいないので、なるべく自分で処理できるようになってほしいです。

例えば、お風呂に入って体を温めて『大丈夫かも』と思い、運動して『大丈夫かも』と思い、

何回か繰り返すうちに、大丈夫になります。

自分で自分の手綱を引けるようになっていきます。

自分をどんどんケアしていきながら、自分のレシピを作ってほしいです」

――― 最後に、10代の皆さんにメッセージを!

「今日はどうもありがとうございました。間違えても失敗してもいいです。

どんどんやりたいことにチャレンジしていって。

いっぱい行動して、経験を積んで素敵な女性になっていってください!」

最後に、新入生と記念撮影!

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