「ヘアメイクのTommyです!もともと美容師をしていて、ヘア、メイクアップ、ヘアメイク心理学を習得しています!」と、ご挨拶。
今回は、初回導入授業をレポート。
在校生(以下メンバーと表記します)が取り組むのは、メイクの印象を左右する重要なパート「アイブロウ」です!
【1.Tommy講師からのメッセージ!】
技術練習に入る前に、Tommy講師から心構えが伝えられました。
- ①自分のことをおろそかにしないで。まずは自分を好きになり、美しさを見つけて
「私は自分のことをちゃんとできないと、人のことをキレイにできないと思っています。自分をおろそかにしないでください。
まず、今日の授業では自分のことを好きになって。それから、友だちの美しさを見つけられるように、関係性を築いていってください」
- ②プロは「なんとなく」は使わない。イメージを言語化するクセをつけて
「プロは『なんとなく可愛い!』など『なんとなく』という言葉を使いません。使った時点で、アマチュアです。なんで可愛いのか?選ぶ色なのか、濃さなのか、メイクがわからない素人の人でもわかるように、メイク、ファッション、ヘアスタイルを言語化するクセをつけましょう!」
③授業では集中して取り組む時間をつくって!
「私の授業は特別です。
音楽OK!スマホを出してOK、飲み物も飲んでも構いません。でも、ひとつだけお約束があります。30分は、集中力を発揮しましょう。授業中、いつ集中するかは自分の時間軸で構いません。なぜ、こんなことを言うかというとヘアメイクのお仕事は一発勝負。本番で最高のパフォーマンスを発揮することが大事!どんなに練習を重ねても、本番に力を出せなければ、次の現場には呼んでもらえません。だから、自分のリズムでいいから、しっかり集中して力を発揮する時間を作って。
ヘアメイクは、お客さまをハッピーにして、喜んでもらえて、対価もいただけるお仕事です!」
【2.アイブロウには、「理論」がある!】
「アイブロウでも、『格好よくクール』に見せるのか『可愛くスイート』に見せるのかで形が変わります!」
【形】
丸みのある「アーチ」は可愛い(スイート)な印象、長方形で角ばった「ストレート」はかっこよくて(クール)な印象に。
【眉山の位置】
黒目の外側、または目尻があります。
眉山はどちらに設定してもいいですが、それぞれ印象が変わります。
眉山を「黒目の外側」にすると甘い印象、そして「目尻」にすると辛い印象に。
このように……
「アーチ」×「黒目の外側」=スイート&スイート
「アーチ」×「目尻」=スイート&クール
「ストレート」×「黒目の外側」=クール&スイート
「ストレート」×「目尻」=クール&クール
と、形だけで4つのバリエーションが作れちゃいます!
【眉頭】
眉頭は、鼻の穴の外側から始まります。
Tommy講師「眉頭は、“絶対に”薄くしてください!グラデーションになるようにね!」
<では、応用してみよう!>
Tommy講師「ブルーのイメージは?」
メンバー「クール、男のコ」
Tommy講師「ピンクのイメージは?」
メンバー「可愛い」
Tommy講師「じゃあ、クールにしたくてピンク色を選ぶのは?間違いではないけれど、難しそうだよね。黒とブラウンでは、どちらの方が優しく見えそう?」
在校生「ブラウン!」
「その通り~!みんなスゴイですね!」と勇気づけ、双方向で質問しながら進めていきます。
Tommy講師「よく、女性で『髪を切ったのに、彼氏が気付いてくれない』という人がいますよね。でも、その逆で彼氏がワックスを変えて気付いた人はいる?ワックスにも、ものすごいたくさんの種類があります。でも、一般的には女性はワックスのことをそこまで知らないよね。自分が相手を褒めもしないで、男性から褒められたいというのは違うかも。
なぜ、こんなことを話したかというと、ヘアメイクのお仕事も、恋愛も、全部一緒です!
ヘアメイクをする人が親しいお友だちでも、雑に扱えば、自分も同じように雑に扱われます。
お客さまだと思って丁寧に扱えば、自分もちゃんと丁寧に扱われます。
なので、私はどんなに仲の良いモデルさんでも、メイクをする前には必ず消毒をします!
そして、メイクを単体で考えるだけでなく、モデルさんのその日のファッション、ヘアスタイルにも似合わせることを大切にしています!」とコメント。
【3.Tommy講師によるデモンストレーション】
今回、Tommy講師が今回描くのは、「ストレート」×眉山が「目尻」のクール&クールなアイブロウ。
- ①まず、眉頭から眉山まで「長方形」になるようにイメージし、毛の生えていない部分にアイブロウペンシルで毛を1本1本描きます。
②そして、長方形からはみ出している部分は、コンシーラーで消していきます。
③仕上げに、眉山の部分はアイブロウパウダーを毛流れにそって、内側から外側へのせていきます。
ちなみに、Tommy講師オススメのアイブロウペンシルは3本!
(写真左から順に)「セザンヌ」“超細芯アイブロウ”(550円)、
「UG」“スリム スケッチ アイブロウペンシル BR-1”(110円)
Tommy講師がプロデュースを手掛ける「i brow」“Lively Brown / ブラウン系”(3300円)!
https://tommyeyeblow.base.shop
【4.学んだ技術で、「アイブロウ」を描いてみよう!】
デモンストレーションを見て学んだら、早速実践します!
「上手く描けない……」という初心者さんも、大丈夫!
先輩メンバーや、Tommy講師が教室を周って、質問に答えたり、一人ひとりにアドバイスをしたりしてくれるので上達も早いです!
――― 授業を受けた感想は?
高橋さん「普段アイブロウを描かないので、初めて学ぶ技術で新鮮でした!」
壷井さん「論理的に説明してくださったので、とてもわかりやすかったです。個人的には、『アーチ』×『目尻』のスイート&クールが好きです」とニッコリ。
ぜひ、明日から自分の眉毛で、
「スイート」×「クール」の組み合わせを表現していってください!